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ペルチェモジュールの正しい取り付け方法
 

正しく取り付けたペルチェ冷却システムとそうでないシステムとでは、冷却性能が10も違うことがあります。特に締め付けトルクが大切なので、必ずペルチェ冷却専用水冷ブロックをご利用ください。下記を参考にペルチェモジュールを正しく取り付け、最高の性能を引き出してください。

  準備作業

ステップ1.コールドプレートと水冷ブロックの接触面を次のように下準備してください。
A)必須ではありませんが、もしそうしたければ、コールドプレートの両面、水冷ブロックのペルチェモジュールとの接触面を耐水ペーパーで磨いてください(BM1は研磨不要です)。

B)冷却面と放熱面の距離を離すためにスペーサを使う場合は、スペーサを冷却面側に置くと性能が向上します。

ステップ2.ペルチェモジュール、水冷ブロック、コールドプレートの各面を完全にきれいにし、かつ脱脂してください。

 ペルチェモジュールと水冷ブロック 

ステップ3.ペルチェモジュールの放熱面と水冷ブロックのモジュール接触範囲に熱伝導グリスを連続した膜状にうすく塗布してください。(Arctic Silver IIがお勧めです)。かみそりの刃を使ってグリスを延ばすのが簡単で効果的な方法です。指を使うと指の脂が付きますから避けるようにしてください。

ステップ4.水冷ブロックを裏返し、その上に、ペルチェモジュールを放熱面を下にして置きます。

ステップ5.ペルチェモジュールを一定の力で下に押し付けながら、前後左右にゆっくり動かします。すると、モジュールの端から熱伝導グリスがにじみ出てくるので、軽く抵抗が感じられるまでゆっくり動かし続けます。(ペルチェモジュールと水冷ブロックの間にグリスの厚い膜が残らないようにします)

 ペルチェモジュールとコールドプレート 

ステップ6.冷却面とコールドプレートに対してもステップ3を繰り返します。

ステップ7.ペルチェモジュールの上にコールドプレートを載せます。

ステップ8.ステップ5を繰り返してください。ただし今度はペルチェモジュールでなくコールドプレートを動かします。一定の力で押さえつけながら特に慎重に行います。モジュールは取り付けボルトの中央にくるようにします。そうしないと、均等に圧力が加わりません。

 コールドプレート/ペルチェモジュール/水冷ブロック全体の締め付け 

ステップ9.ボルトで締め付ける前に、クランプか重りを使ってモジュールの中央に軽い負荷がかかるようにして、コールドプレート/モジュール/水冷ブロック全体をあらかじめ軽く締め付けておくと効果的です。(ボルトに潤滑剤を塗布しておくと締め付け効率が向上します) 少しずつトルクを加えながらゆっくり締めていきます。1本のボルトを1度に締め付けるのでなく、取り付けボルトを順番に締め付けていきます。1度に1/4回転くらいが目安です。当店取り扱い(予定)のペルチェモジュールの推奨面圧は、1020kgf/cm2です。

1時間後に取り付けボルトの緩みを調べ、必要なら増し締めします。

ペルチェモジュール1枚あたりの推奨締め付け面圧(kgf)

 40mm×40mm    160〜320kgf
 48mm×48mm    230〜460kgf  

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